私は16年間、
精神科クリニックに精神保健福祉士
(精神科ソーシャルワーカー・相談員とも呼ばれます)として勤務する中で、様々な心の悩みを抱える方々の支援を行ってきました。
その方々が、
関わる中で教えてくださったことや、
多くの学びと経験から、私は、
「人が、自分や周囲の人たちに安心感をもって、
勇気を出して色々なことにチャレンジしたり、
その後たとえ失敗したとしても、
がんばれた自分を認めることができたり、
自分の好き嫌いを知っていて、
自分の好きなことに向かって力を注げたり…。」
そんな
「その人らしい生き方」ができていくためには、
幼い頃からの母(または母に代わる役割を取る方)との、
「心の通い合った関係性が持てていたかどうか」
が基本であり、大切であるということを
実感してきました。
赤ちゃんは「おなか空いたよ」も
「おしり気持ち悪いよ」も
「なんか居心地が悪いよ」も
「眠いよ~」も全部、
泣くことで伝えようとしますね。
ママはその泣き声に違いを感じて、察して、
赤ちゃんの望む関わりを自然にしています。
そんな関わりは、
その子には実感がなくても、
「ママや周りの人を信用して大丈夫なんだ」
「困ったら困ったと伝えていいんだ」
「一人でがんばらなくても大丈夫なんだ」
「誰かが助けてくれる、大切な自分なんだ」
という安心感や信頼や
自信につながっていきます。
でもそれが、ママ側の色々な事情で
うまくいかないことがあります。
だから私は、
色んなことがあるけれど、
自分らしく対処しながらうまく切り抜けて、
「ママが心から笑顔で子育てできる」ための
お手伝いをしていきたいと考えているのです。
そして、ママが
心からの笑顔で子どもに向き合えていれば、
すべての子ども達は心からの安心感を持てて、
自分らしい生き方をしていけるようになります。
皆さんとそんな、ママが心から笑えて、
すべての子ども達が安心して暮らせる未来を
作っていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
すがゆうこ